行動は見えるのに、届けられない:台帳に「届ける口」をつなぐ
カートに入れたまま離れた人がレポートでは見えているのに、その人に何も届けられない──足りないのは分析ではなく「届ける口」です。接点の記録×同意の欄×届ける口の3点セットと、通数課金の下で「全員に送る」から「台帳で選んで送る」へ切り替える設計を整理しました。
読むLINE公式アカウントの「投稿」機能とは、テキスト・画像・動画を組み合わせたコンテンツを作成し、LINEアプリの「ホーム」タブに掲載できる機能です(ビジネスプロフィールへの掲載は、リニューアル以降とされています)。LINE VOOMの提供終了に合わせて用意されたものですが、使えるようになる日はアカウントによって違います。認証済アカウントは2026年9月16日から順次、すべてのアカウントで使えるのは2026年10月21日です。ただし認証済アカウントのうち一部も10月21日からとされており、認証済であれば9月16日から、とは書かれていません。LINE VOOMが終わるのは9月30日なので、10月21日を待つアカウントには、この機能で発信できない期間が生まれます。10月1日から10月20日までの20日間です。(メッセージ配信は、この期間も引き続き使えます。)
出典:LINEヤフー株式会社「『投稿』機能の提供開始について」(2026年7月30日掲載・2026年8月26日・9月16日更新)および「【重要】LINE VOOM提供終了に伴う、LINE公式アカウントへの影響について」(2026年7月15日掲載・2026年8月12日更新)。2件とも2026年9月17日に本文を再取得し、「投稿」機能の告知のみ8月26日・9月16日の更新が入っていることを確認(LINE VOOMの告知は8月12日の更新が最新のまま)。(追加メッセージの料金改定と改定前単価の出典・取得日は、末尾の出典欄に記載しています。)本稿は2026年9月17日取得時点の記載に基づきます。
代わりの機能が用意されると案内されているため、置き換えで済むと考えるのは自然な受け取り方です。実際に代わりの機能は用意されました。ただし計画に落とすときに、前提を置き直す必要がある点が3つあります。開始日、掲載の保証、そして過去の投稿です。
LINE公式アカウントの「投稿」機能とは、テキスト・画像・動画を組み合わせたコンテンツを作成し、LINEアプリの「ホーム」タブに掲載できる機能です(ビジネスプロフィールへの掲載は、リニューアル以降とされています)。LINE VOOMの提供終了に伴う後継機能として、LINEヤフー株式会社が2026年7月30日に告知しました(出典:LINEヤフー株式会社「「投稿」機能の提供開始について」2026年7月30日掲載・2026年8月26日・9月16日更新/2026年9月17日取得)。
LINEヤフーの告知は、機能をこう説明しています。
(前略)テキストや画像、動画などを自由に組み合わせてコンテンツを作成し、ユーザーへ情報発信ができます。
── LINEヤフー株式会社「「投稿」機能の提供開始について」2026年7月30日掲載・2026年8月26日・9月16日更新/2026年9月17日取得
掲載先は2つ挙げられています。LINEアプリの「ホーム」タブと、LINE公式アカウントのビジネスプロフィールです。ただし後者には条件が付いています。
ビジネスプロフィールへの掲載は、今後予定されているビジネスプロフィールのリニューアル以降に可能となります。
── LINEヤフー株式会社「「投稿」機能の提供開始について」2026年7月30日掲載・2026年8月26日・9月16日更新/2026年9月17日取得
提供開始の時点で案内されている掲載先は、「ホーム」タブです。ビジネスプロフィールはリニューアル以降とされています。掲載先が当面1つになるという読み替えは、私たちの整理です。
操作画面については、2026年8月24日に取得した告知に「本機能はLINE公式アカウントのWeb版管理画面で利用できる予定です」とありました。2026年9月17日に取得した告知では、この一文が補足から外れ、操作方法などの詳細はマニュアル「投稿」を参照するよう案内されています(マニュアルの中身は、本稿では確認していません)。
告知は当初9月2日としていましたが、8月26日に「リリースの延期に伴い」提供開始日の記載が変更されました(更新履歴)。当初の日付を基点に計画を置いていたなら、そこは置き直しになります。更新履歴には、9月16日に「一部アカウントへの提供を開始いたしました」ともあります。2026年9月17日取得時点の記載は、アカウントの種類で分かれています。
| 対象 | 「投稿」機能が使えるようになる日 |
|---|---|
| 認証済アカウント(一部を除く) | 2026年9月16日(水)から順次 |
| 認証済アカウントのうち一部 | 2026年10月21日(水)から |
| 上記以外のすべてのアカウント | 2026年10月21日(水)から |
出典:LINEヤフー株式会社「『投稿』機能の提供開始について」(2026年9月17日取得)。告知は「2026年9月16日(水)より順次提供を開始します」とし、認証済アカウントは9月16日から順次、すべてのアカウントは10月21日から、認証済アカウントのうち一部は10月21日から、と併記している。なお同告知には「日程は変更になる場合があります」と記載がある。なお表の区分表記(「一部を除く」「上記以外の」)は、告知の3つの記載を整合させた私たちの整理です。原文は「認証済アカウント」「一部の認証済みアカウント」「すべてのアカウント」と併記されています。9月16日と10月21日の差は、5週間(35日)です(公表された2つの日付からの私たちの計算です)。
認証済アカウントであっても「順次」であり、一部は10月21日まで待つと書かれています。自社がどちらに該当するかは、この告知からは判別できません。
LINE VOOM側の日程と重ねると、構造が見えます。LINE VOOMの提供終了は2026年9月30日(水)です。そして「投稿」機能がすべてのアカウントで使えるのは10月21日(水)です。9月30日まではLINE VOOMが使え、10月21日からは「投稿」が使えます。この機能で発信できないのは、あいだの10月1日から10月20日までの20日間です。(この期間は、公表された2つの日付から私たちが計算したものです。)
そしてこの20日間の初日にあたる10月1日に、追加メッセージの料金が改定されます。新料金は20万通/月までが1通3円、超過分が2.5円の2段階です(いずれも税別)。料金改定の中身はLINE VOOM終了と10月の料金改定で扱っています。
整理すると、10月21日開始の対象で追加メッセージが月5万通を超える場合は、メッセージ配信の支払総額が上がる時期と、この機能が使えるようになる前の期間が重なります。改定前の追加メッセージ単価は5万通までが1通3.0円、〜10万通が2.8円、〜20万通が2.6円の逓減制で、区間ごとの積み上げで計算されます。改定後は20万通/月まで1通3円になるため、追加メッセージが月5万通までの範囲では支払総額は変わりません。なお単価が適用されるのは、プランの無料メッセージ通数を超えた分(追加メッセージ)です。(この重なりの指摘は、公表された日程から私たちが導いたものです。LINEヤフーの告知にこの記述はありません。)
「代わりの機能」と言われたときに確認したいのは、何が引き継がれ、何が引き継がれないかです。
| 論点 | 告知の記載 |
|---|---|
| 掲載の保証 | 「投稿すると必ず表示されるわけではありません。投稿は当社の基準に従って表示されます」(引用中の「当社」はLINEヤフーを指します)── 掲載枠が確保されるものではない |
| 過去投稿の引き継ぎ | 「これまで LINE VOOM で投稿した内容を LINE 公式アカウントの『投稿』機能へ移行(引き継ぎ)する機能はありません」── 同じ内容を出したい場合は、提供開始日以降に改めて投稿する |
| 過去データの確認 | 提供終了後も「一定期間はLINE VOOM Studioで投稿データの確認が可能です」── ただし「一定期間」がいつまでかの記載はない |
出典:「『投稿』機能の提供開始について」および「【重要】LINE VOOM提供終了に伴う、LINE公式アカウントへの影響について」(いずれも2026年9月17日取得)。
「掲載の保証がない」という性質そのものは、LINE VOOMから変わっていないと私たちは見ています。変わったのは、そこに至るまでの前提です。LINE VOOMには積み上げた投稿とフォロワー数がありましたが、投稿の引き継ぎ機能はないと告知に記載されています。
なお9月30日の提供終了より前に、2026年9月16日(水)にLINE VOOM関連の機能を5点まとめて廃止・削除・非表示にする予定とされています(告知の表の見出しは「実施日(予定)」。2026年9月17日に告知を開き直しても日程は同じで、実際に廃止されたかどうかは告知からは読み取れません)。内訳と、同時投稿チェックボックスの扱いはLINE VOOM終了と10月の料金改定で扱っています。(出典:LINEヤフー株式会社「【重要】LINE VOOM提供終了に伴う、LINE公式アカウントへの影響について」2026年7月15日掲載・2026年8月12日更新/2026年9月17日取得)
決めることは3つです。
3つのうち、手が止まりやすいのは1つ目です。告知だけでは区分を判別しにくいため、LINE VOOMの代わりが使い始められる日として、告知が最初に示した日付を置いた計画になっている例を見ています。(これは私たちがLINEの配信設計のご相談を受ける中での観測で、調査にもとづく数値ではありません。)
先月の配信レポートを1枚だけ、一緒に見ます。通数のどこを削れて、どの指標が獲得と継続のどちらを動かしているかを、その場で指します。
ご相談は営業を受ける場ではありません。一行でも構いませんし、フォームは7項目・3分で送れます。
認証済アカウントは2026年9月16日(水)から順次、それ以外のアカウントは2026年10月21日(水)からです。ただし認証済アカウントのうち一部も10月21日からとされているため、認証済であれば必ず9月16日から使えるわけではありません。日程は変更になる場合があるとも注記されています。(出典:LINEヤフー株式会社「「投稿」機能の提供開始について」2026年7月30日掲載・2026年8月26日・9月16日更新/2026年9月17日取得)
テキスト・画像・動画を組み合わせて発信するという点では同じ役割です。ただし過去の投稿を引き継ぐ機能はなく、掲載も保証されていません。告知には「投稿すると必ず表示されるわけではありません。投稿は当社の基準に従って表示されます」と記載があります(引用中の「当社」はLINEヤフーを指します)。(出典:LINEヤフー株式会社「「投稿」機能の提供開始について」2026年7月30日掲載・2026年8月26日・9月16日更新/2026年9月17日取得)
移行(引き継ぎ)する機能はありません。告知には、同じ内容を表示させたい場合は提供開始日以降に作成画面から改めて投稿するよう案内されています。提供終了後も一定期間はLINE VOOM Studioで投稿データの確認が可能とされていますが、その期間の長さについての記載はありません。(出典:引き継ぎについてはLINEヤフー株式会社「「投稿」機能の提供開始について」2026年7月30日掲載・2026年8月26日・9月16日更新/2026年9月17日取得/LINE VOOM StudioについてはLINEヤフー株式会社「【重要】LINE VOOM提供終了に伴う、LINE公式アカウントへの影響について」2026年7月15日掲載・2026年8月12日更新/2026年9月17日取得)
2026年9月17日取得時点で、この点についての記載は告知にありません。追加メッセージの通数を消費するかどうかは、公表されている情報からは判断できません。(出典:LINEヤフー株式会社「「投稿」機能の提供開始について」2026年7月30日掲載・2026年8月26日・9月16日更新/2026年9月17日取得)
LINEヤフーの告知には、認証済アカウントは2026年9月16日(水)から順次、すべてのアカウントは2026年10月21日(水)から利用可能と記載されています。ただし個別のアカウントがどちらに該当するかを判別する方法は、告知に書かれていません(2026年9月17日取得時点)。認証済アカウントのうち一部は10月21日からとも併記されているため、認証済であれば9月16日から使えるとは限りません。管理画面の案内を確認するか、販売パートナーに問い合わせる方法が取れます。(出典:LINEヤフー株式会社「「投稿」機能の提供開始について」2026年7月30日掲載・2026年8月26日・9月16日更新/2026年9月17日取得)
2026年8月24日に取得した告知には「本機能はLINE公式アカウントのWeb版管理画面で利用できる予定です」と記載されていました。2026年9月17日に取得した告知ではこの一文がなくなり、操作方法などの詳細はマニュアル「投稿」を参照するよう案内されています。アプリ版の管理画面については、どちらの時点の告知にも記載がありません。(出典:LINEヤフー株式会社「「投稿」機能の提供開始について」2026年8月24日取得の版(8月19日に更新された版)/2026年9月17日取得の版(8月26日・9月16日に更新された版))
出典
・LINEヤフー株式会社「『投稿』機能の提供開始について」(2026年7月30日掲載・2026年8月26日・9月16日更新)お知らせを見る ── 機能の説明/掲載先(LINEアプリ「ホーム」タブ・ビジネスプロフィール)/提供開始日(認証済アカウント9月16日から順次・すべてのアカウント10月21日から・一部の認証済みアカウント10月21日から)/更新履歴(8月26日の提供開始日の記載変更・9月16日の一部アカウントへの提供開始)/掲載は保証されないこと/過去投稿の引き継ぎ機能がないこと。2026年9月17日に本文を再取得。Web版管理画面での提供予定は2026年8月24日取得時点の記載(9月17日取得時点では記載なし)執筆者
永野 陽平
お問い合わせ
7つの質問で、御社の顧客がいま資産に変わっているかが分かります。
3分・登録不要。結果を見てからご相談いただけます。