1. ホーム
  2. ニュース・コラム
  3. リテンション率とリピート率は、何が違うのか

MA用データ

リテンション率とリピート率は、何が違うのか

結論:リテンション率とリピート率の違いは「分母にしている名簿」

「ダッシュボードのリピート率と、レポートのリテンション率が合わない」。私たちが入る案件でも、最初は集計のバグを疑います。開けてみると、原因が定義の違いだったことがあります。

リテンション率とリピート率の違いは、分母にしている「名簿」です。リピート率の名簿は「その期間に注文した人」で、新しく注文する人が出るたびに増えます。リテンション率の名簿は「1月に初めて買った人」のように固定で、あとから人は増えません。だから同じ月でも、別の数字が出ます。

  • リピート率とは、注文した顧客のうち再訪だった人の割合です。「今月注文した人のうち、2回目以上の人は何%か」
  • リテンション率とは、固定した名簿のうち、その期間に注文した人の割合です。「1月に初めて買った人のうち、3月にも買った人は何%か」

指標の名前が同じでも、ツールが違えば計算が違うことがあります。作り直す話ではなく、いまの数字が何を分母にしているかを1つ確かめる話です。

具体:同じ6人を、2通りに数えてみる

6人の顧客が、1月から3月のあいだに買ったり買わなかったりしています。縦に数えるとリピート率、横に数えるとリテンション率です。

同じ6人を、2通りに数える。縦に切るか、横に切るか ●=その月に注文した (この6人と数値は、仕組みを示すためにこの記事で作った例です) 1月 2月 3月 Aさん Bさん Cさん Dさん Eさん Fさん ↑ 横に切る=1月に初めて買った4人(この枠は増えない) ↑ 縦に切る=3月に注文した人 リピート率(3月)── 縦に切る 分母=3月に●がある人 A・B・E・F の4人 分子=そのうち2回目以上 A・B・E の3人 3 ÷ 4 = 75% リテンション率(1月組)── 横に切る 分母=1月に初めて買った人 A〜D の4人 分子=そのうち3月も買った人 A・B の2人 2 ÷ 4 = 50% 同じ6人、同じ3月。それでも 75% と 50% になる どちらも正しく計算されている。切る向きが違うだけ リピート率の分母はShopifyの定義にもとづく。リテンション率は計算式の記載がなく、母集団を分母として読んだ場合。6人の購入パターンと数値はこの記事で作った例。「縦/横」の整理は私たちのもの
図1 同じ6人の2通りの数え方 ── 縦に数えて75%、横に数えて50%(作例)

同じことを、人数を増やしてもう一度やります。今度は新規獲得を強めた翌月まで追います。

 リピート率リテンション率(1月組を追う場合)
分母(名簿)3月に注文した人 ── 200人1月に初めて買った人 ── 100人
分子そのうち2回目以上だった人 ── 60人その100人のうち3月も買った人 ── 20人
3月の数字30%20%
4月に新規獲得を強め、注文した人が300人になった分母が300人。再訪の数が60人のままなら30%→20%に下がる名簿は1月組の100人のまま。分母は動かない
この数字は、仕組みを示すためにこの記事で作った例です。分母の置き方はShopifyの定義にもとづいていますが、Shopifyがこの例を挙げているわけではありません。

同じ3月・同じ会社で、30%と20%という別の数字が出ます。どちらも正しく計算されています。見ている名簿が違うからです。

新規を増やした月に動くのは、リピート率のほう

4月に新規獲得を強めて注文者が300人になったとします。リピート率は、再訪の数が60人のままなら30%から20%に下がります。分母だけが増えるからです。リテンション率は、名簿が1月組の100人のままなので動きません。新規を増やした月にリピート率が下がっても、その下がり方は悪化とは限りません(この向きは計算式から私たちが導いたものです)。

いまの数字を、どう扱うか

ここからは私たちの進め方です。3つあります。

  • いまの数字の分母を、1つ書き出す。「その期間に注文した人の名簿」か、「初回購入の月で作った固定の名簿」か。確かめ方は、ヘルプでその指標の定義文と計算式を読むことです。Shopifyでの読み方は、この下の「根拠」に置きました。分母が分かれば、月をまたいだ比較ができるかどうかが決まります
  • 新規獲得を増やした月に、どちらが動いたかを見る。注文した顧客の数を分母にしている側は、新規が増えて分母が伸びた月に、再訪顧客の数が変わらなければ下がります
  • 他社の数字と比べる前に、相手の分母を確かめる。計算式が確認できない指標もあります。比べられないものは、比べないという判断のほうが安全です。Shopifyは Returning customer rate の目安を「ほとんどのストアは20〜40%を示します」と書いていますが(原文[9])、調査手法・対象期間・業種の記載がなく、自社の分母が同じでなければこの帯とは比べられません

何を資産と呼ぶかを先に決める順序は顧客資産化の設計順序で扱いました。

根拠:Shopifyのヘルプは、2つを別の指標として並べている

上の整理の根拠です。要点を先に書いてから引用します。

リピート率(Returning customer rate)── 計算式が書いてある

要点は「再訪顧客 ÷ 顧客」の1行です。

Returning customer rate ── 注文した全顧客に対する再訪顧客の割合。計算式:再訪顧客 ÷ 顧客

── Shopifyヘルプセンター「Analytics data points (fields) reference」。原文[1](2026年8月28日取得)

分母の「顧客」は、同じページで「注文した顧客の数」と定義されています(原文[2])。どの期間で区切るかは、この指標については書かれていません。なお同じページで「Customers」は2か所に出てきて、置かれた一覧が違います。上位30指標の一覧では「注文した顧客の数」、コホートの一覧では「コホートの顧客のうち注文した顧客の数」です(原文[13])。どちらの一覧の指標でレポートを組んだかで、同じ「顧客数」が別の名簿を指します。

リテンション率(Customer retention rate)── 定義文だけで、計算式の行がない

要点は「コホートの顧客のうち、その期間に注文した割合」です。

Customer retention rate ── 与えられたコホートの顧客のうち、与えられた期間に注文した顧客の割合

── Shopifyヘルプセンター「Analytics data points (fields) reference」。原文[3](2026年8月28日取得)

コホートとは、同じ時期に初めて買った人だけを集めた名簿のことです(この言い換えはこの記事の説明で、原文は cohort とだけ書いています)。計算式の記載がないので、分母がコホートの母集団なのか、そのうち注文した人の数なのかは確定できません。この記事は前者として読んでいます。コホートの区切り方(月次か週次か)はレポートを組む側が選ぶので、1つの式に固定しづらい面もあります(これは私たちの推測です)。

同じ月でも数字が違う。分母が別だから(2列の整理は私たちのもの) Returning customer rate (この記事でいう「リピート率」) 計算式:再訪顧客 ÷ 顧客(原文に明記) 分母=その期間に注文した人の名簿 ※期間の区切りは、この指標について記載なし → 再訪の数が変わらなければ率は下がる (この向きは私たちの読み。計算式から導いたもの) Customer retention rate (この記事でいう「リテンション率」) 原文:計算式の記載なし 分母=初回購入の月で作った固定の名簿 ※コホートの母集団は初回注文日で固定される → その名簿の率は変わらない (分母がどちらかは原文に記載なし。この読みは私たち) 「注文した全顧客に対する再訪顧客の割合」(計算式:再訪顧客 ÷ 顧客) 「与えられたコホートの顧客のうち、与えられた期間に注文した顧客の割合」(計算式の記載なし) ── いずれもShopifyヘルプセンター「Analytics data points (fields) reference」
図2 同じ月の数字が食い違う理由 ── 分母の違い

ツールが違うと、同じ名前でも中身が違う

Shopifyの中だけの話ではありません。Klaviyoヘルプには retention rate という指標がありますが、本文は分子を「これらは過去1年からのリピート顧客です」と説明しています(原文[7])。名前でどちらの指標かは判断できません。BigCommerceの Repeat Purchase Rate は「N日目までに2件目の注文をした顧客の割合」とされ、起点とNの具体値はこのページでは確認できませんでした(原文[6])。この記事で読んだヘルプの中で、計算式が文として書いてあったのはShopifyの Returning customer rate でした。ほかは定義文から分母を読み取る形です。だから式を探すより先に、分母を1つ書き出す順番にしています。

Shopifyの中でも、レポートによって「returning customer」の範囲が違います。あるレポートでは「注文履歴にすでに1件以上の注文が含まれている顧客」、別のレポートでは「注文履歴に2件以上の注文が含まれている」顧客です(原文[4])。片方は期間内の注文者を新規と再訪に振り分けるレポート、もう片方は通算2件以上の顧客を並べるレポートで、用途が違うためです(この整理は私たちのものです)。

先月のリピート率が、あとから変わるのはなぜか

要点は「顧客レポートは、選んだ月の注文だけでなく、レポート内の新規顧客の注文履歴全体を見て判定する」です。

顧客レポートのデータは、選択した期間に置かれた注文だけでなく、レポート内の新規顧客の注文履歴全体にもとづきます。たとえば11月だけのレポートを開いた場合、その月の新規顧客は、2回目の購入が12月であっても、リピート顧客として表示されます。

── Shopifyヘルプセンター「Customers reports」。原文[8](2026年8月28日取得)

つまり12月に2件目が入れば、11月のレポートの中で「リピート顧客」が増えます。締めたあとに数字が変わっていたとき、集計が壊れたのではなく、この仕様であることがあります。

よくある質問

リテンション率とリピート率は、何が違うのですか?

分母にしている名簿が違います。リピート率の分母は「その期間に注文した人」で、新しく注文する人が出るたびに増えます。リテンション率の分母は「1月に初めて買った人」のように作った固定の名簿で、あとから人は増えません。

Shopifyヘルプセンターは Returning customer rate を「注文した全顧客に対する再訪顧客の割合」と定義し、計算式を「再訪顧客 ÷ 顧客」と明記しています。その分母は同ページで「注文した顧客の数」と定義されています。(原文[1][2]

リテンション率とリピート率は、どう計算するのですか?

ツールによって違います。Shopifyが計算式を明記しているのは Returning customer rate だけで、「再訪顧客 ÷ 顧客」です。

BigCommerce は分母と起点の記載がありません。Klaviyo は計算式を画像でのみ提供しています。自社の数字を確かめるときは、式ではなく分母を1つ書き出すのが先です。

ダッシュボードとレポートで数字が合わないのは、集計のバグですか?

バグとは限りません。指標名が同じでも、ツールによって分母が違います。

Shopifyヘルプセンターには母数の違う2指標が並んでおり、「returning customer」の範囲もレポートによって変わります。片方は「その期間に注文した人を新規と再訪に振り分ける」レポート、もう片方は「現時点で通算2件以上の注文を持つ顧客を並べる」レポートで、数える対象の集合が違います(前者はフロー、後者はストック。この整理は私たちのものです)。BigCommerceは「N日目までに2件目の注文をしたか」で見ています。まず分母を確かめる、というのが私たちの進め方です。

先月のリピート率が、あとから変わることはありますか?

あります。顧客レポートは選択期間の注文だけでなく、注文履歴全体にもとづくとされています。

Shopifyヘルプセンターは「11月だけのレポートを開いた場合、その月の新規顧客は、2回目の購入が12月であっても、リピート顧客として表示されます」と書いています(原文[8])。

締めたあとに数字が動くのは、集計が壊れたからではないことがあります。

リピート率の目安は、どれくらいですか?

Shopifyは Returning customer rate について「ほとんどのストアは20〜40%を示します」と書いています原文[9])。

ただしこの帯には、調査手法・対象期間・対象地域・業種・件数の記載がありません。またこの数字は「注文した全顧客に対する再訪顧客の割合」という定義に対するものです。

自社の数字の分母が同じでなければ、この帯とは比べられません。

新規獲得を増やすと、リピート率は下がりますか?

分母が「注文した顧客の数」になっている指標では、下がる向きに働きます。

Shopifyの Returning customer rate は計算式が「再訪顧客 ÷ 顧客」なので、再訪顧客の数が変わらなければ、分母が増えるぶん率は下がります。新規と再訪が同じ率で伸びれば、率は動きません。

コホート型の指標は、名簿を作ったあと人が増えないため、既存の名簿の率は変わりません。この向きは計算式から私たちが導いたものです。

「新規獲得はリテンションの5倍高い」というのは本当ですか?

この倍率について、記事に研究名の記載がありません。

記事は「どの研究を信じるか、どの業界にいるかによって」という断り書きを付けています(原文[10])。出所は辿り着けませんでした。

元の資料で確認できたのは Bain & Company の「金融サービスでは、顧客リテンションが5%上がると、利益が25%を超えて増える」です(原文[11])。業種が限定され、内容はコストではなく利益です。

出典と、書けなかったこと

出典と注記を開く

出典

・Shopifyヘルプセンター「Analytics data points (fields) reference」ページを見る ── Returning customer rate の定義と計算式(returning customers / customers)/分母 Customers の定義(Number of customers who placed an order)/Customer retention rate の定義(計算式の記載なし)/「Higher rates reduce acquisition costs.」。2026年8月28日にブラウザ経由で取得
・Shopifyヘルプセンター「Customers reports」ページを見る ── 顧客レポートは注文履歴全体にもとづくこと(11月/12月の例)/returning customer の2通りの記述(履歴に1件以上・2件以上)。2026年8月28日にブラウザ経由で取得
・BigCommerceヘルプ「Ecommerce Insights」ページを見る ── Repeat Purchase Rate の定義(% of customers who made a second order by the Nth day)。2026年8月28日にブラウザ経由で取得
・Klaviyoヘルプ「How to calculate retention rate」ページを見る ── retention rate という名称の指標のセグメント定義(365〜730日前/直近6か月)/本文が分子を「These are repeat customers from the past year」と説明していること/期間を自社で作ってよいという注記。2026年8月28日に取得
・Harvard Business Review「The Value of Keeping the Right Customers」(2014年)ページを見る ── 「five to 25 times more expensive」と、それに付された「Depending on which study you believe」という留保/Reichheld(Bain)への帰属と「25% to 95%」。2026年8月28日に取得
・Harvard Business Review「Zero Defections: Quality Comes to Services」(Frederick F. Reichheld・W. Earl Sasser, Jr./1990年9-10月号)ページを見る ── 有料のため書誌情報と冒頭のみ取得。倍率の記載は確認できていません。2026年8月28日に取得
・Bain & Company「Prescription for cutting costs」(Fred Reichheld 執筆/PDF)PDFを見る ── 「In financial services, for example, a 5% increase in customer retention produces more than a 25% increase in profit.」。PDF上に発行年の記載がなく、記載内容から2001〜2002年頃と推定しています。2026年8月28日に取得
・Braze「Customer Lifetime Value Metrics」(2022年1月13日公開の自社記事)ページを見る ── 獲得コスト(CAC)の定義「Add up the total costs associated with acquiring new users, divided by the number of new users acquired」。公式ドキュメントではなく同社の記事です。2026年8月28日に取得
・Amplitude「Retention Analysis Calculation」ページを見る/Mixpanel「Retention」ページを見る ── 本稿では引用していませんが、「今回見た範囲」に含めたため挙げています。いずれも2026年8月28日に取得
① 数字の読み方
※ 本稿に金額は出てきません。
※ Shopifyの Customer retention rate には、同ページに計算式の記載がありません。分子・分母は定義文から推測できますが、本稿では推測を数式として書いていません。
※ Returning customer rate の分母について、原文は「注文した顧客の数」と定義するだけで、どの期間で切るかの記載がありません。この記事では読みやすさのため「その期間に注文した人」「今月注文した人」と書いていますが、この「期間」は私たちが補った語で、原文にはありません。
※ Klaviyoの本文は「直近6か月」、セグメント条件の画像のalt属性は「直近182日以内」で、表記が分かれています。計算式は画像でのみ提供されているため、引用できるのはalt属性の文言のみです。またKlaviyo自身が「自社に合う期間を作ってよい」と書いており、この日数は例示です。期間を言わない限り数字は特定しません。
※ BigCommerceの Repeat Purchase Rate は、分母・起点・Nの具体値をこのページでは確認できませんでした。
※ 「5倍から25倍」の一次情報は辿れませんでした。HBRの記事は自ら「どの研究を信じるかによる」と留保し、この倍率について研究名の記載がありません。出所の候補として当たった1990年の論文は有料で全文を確認できていません。「25%から95%」の上限95%も、Bainの一次情報では確認できていません。
※ 「顧客維持コスト」の定義には、上に挙げた「今回見た範囲」の中では行き当たりませんでした。獲得コスト(CAC)の定義はBrazeの記事にあります。

② 取得の方法
※ Shopifyは、curlではUser-Agentを付けてもHTTP 403が返り、取得できませんでした(ヘルプセンターがボットを遮断しているため)。逐語の取得はブラウザ経由でのみ成立しました。
※ BigCommerceは、curlでHTTP 200が返るものの本文がJavaScriptで描画されるため、テキストが取れませんでした。こちらもブラウザ経由で取得しています。
※ Klaviyo・HBR・Bain・Braze・Amplitude・Mixpanelは、curlで取得できました。

③ 私たちの見方(提供元が書いていないもの)
※ 「分母が増える/増えない」という2列の整理、率の動く向き、日本語の「リピート率」「リテンション率」を2指標に対応づけたこと、「指標名では判断できない」、「比べられないものは比べない」、「引用される側で留保が落ちている」は、私たちの読み方です。提供元がこう書いているわけではありません。
※ 日本語はすべて私たちの訳です。判断に関わる箇所は原文を併記しました。

引用した原文

原文を開く(13本)

[原文]訳の元になった文

本文では日本語だけを載せています。訳の元になった原文を、そのままここに置きました。本文の「原文[n]」から飛べます。日本語はすべて私たちの訳です。

[1]Returning customer rate の定義と計算式
Returning customer rate — Percentage of returning customers relative to all customers who placed orders / Formula: returning customers / customers
── Shopifyヘルプセンター「Analytics data points (fields) reference」(2026年8月28日にブラウザ経由で取得)

[2]分母(Customers)の定義
Customers — Number of customers who placed an order
── 同ページ(2026年8月28日にブラウザ経由で取得)

[3]Customer retention rate の定義
Customer retention rate — Percentage of customers in the given cohort who placed an order in the given period
── 同ページ(2026年8月28日にブラウザ経由で取得)。この指標には、同ページに計算式の記載がありません。

[4]returning customer の2通りの記述
A returning customer is a customer who placed an order, and whose order history already includes at least one order.
The Returning customers report displays data about all your customers whose order history includes two or more orders.
── Shopifyヘルプセンター「Customers reports」(2026年8月28日にブラウザ経由で取得)

[5]Klaviyo ── 期間は自社で作ってよい
Note that you can craft your own custom timeframe if the one above does not work for your business model.
── Klaviyoヘルプ「How to calculate retention rate」(2026年8月28日取得)

[6]BigCommerce ── Repeat Purchase Rate の定義
Repeat Purchase Rate — % of customers who made a second order by the Nth day
── BigCommerceヘルプ「Ecommerce Insights」(2026年8月28日にブラウザ経由で取得)。起点とNの具体値、分母はこのページに記載がありません。

[7]Klaviyo ── 分子の説明
These are repeat customers from the past year.
── Klaviyoヘルプ「How to calculate retention rate」(2026年8月28日取得)。指標名は retention rate です。

[8]顧客レポートは注文履歴全体にもとづく
The data in customer reports is based on the entire order history of the new customers in the report, not only the orders that were placed during the selected timeframe. For example, if you access a report for November only, then a new customer from that month still displays as a repeat customer, even if they made their second purchase in December.
── Shopifyヘルプセンター「Customers reports」(2026年8月28日にブラウザ経由で取得)

[9]Shopify ── 率が高いほど獲得コストは下がる
Higher rates reduce acquisition costs. Most stores display 20-40%.
── Shopifyヘルプセンター「Analytics data points (fields) reference」(2026年8月28日にブラウザ経由で取得)。倍率の記載はありません。後段の「20-40%」は率の分布であって、コスト比の倍率ではありません(この読みは私たちのものです)。

[10]HBR ── 5倍から25倍と、その留保
Depending on which study you believe, and what industry you’re in, acquiring a new customer is anywhere from five to 25 times more expensive than retaining an existing one. (…) If you’re not convinced that retaining customers is so valuable, consider research done by Frederick Reichheld of Bain & Company (the inventor of the net promoter score) that shows increasing customer retention rates by 5% increases profits by 25% to 95%.
── Harvard Business Review(2014年/2026年8月28日取得)。中略は1文で、原文の順序は変えていません。

[11]Bain ── 金融サービスでの5%と25%超
In financial services, for example, a 5% increase in customer retention produces more than a 25% increase in profit.
── Bain & Company「Prescription for cutting costs」(Fred Reichheld 執筆のPDF/2026年8月28日取得)

[12]Braze ── 獲得コスト(CAC)の定義
Customer acquisition costs (CAC) (formula): Add up the total costs associated with acquiring new users, divided by the number of new users acquired
── Braze「Customer Lifetime Value Metrics」(2022年1月13日公開の自社記事/2026年8月28日取得)。公式ドキュメントではなく同社の記事です。

[13]Shopify ── 同じページ内で「Customers」が2通りに定義されている
Customers — Number of customers who placed an order
Customers — Number of customers in the given cohort who placed an order

── Shopifyヘルプセンター「Analytics data points (fields) reference」(2026年8月28日にブラウザ経由で取得)。前者はTop 30のセクション、後者はコホートのセクションに置かれています。

執筆者

永野 陽平

お問い合わせ

御社の現在地を教えてください。

7つの質問で、御社の顧客がいま資産に変わっているかが分かります。
3分・登録不要。結果を見てからご相談いただけます。